2018/06/19

四十肩・五十肩を治す方法②!薬や注射で効果があるのか調べた!

 

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肩や腕を動かせない程、痛みが強い四十肩・五十肩。どうにかして痛みを落ち着かせたいですね。

日常生活すらままならない痛みは、かなりストレスになりますが、四十肩・五十肩は、放置していても1~2年ほどで痛みだけは自然と治まる場合が多いです。

ただ、1~2年の間、痛みにただ耐え続けるだけというのはかなり辛いものがあるので、パッと痛みが消える薬があれば理想的です。

そんなあなたに朗報です。四十肩・五十肩に効果的で即効性のある薬はあります。

この記事を読めばそのことがよく分かります。

⇒四十肩・五十肩の詳しい原因や症状についてはコチラ

 

飲み薬

四十肩・五十肩の痛みを和らげるために処方される飲み薬はたくさんあります。

実はドラッグストアなどで販売されているような市販薬には、「五十肩が治る」とはどこにも書いてありません。

「奥までと届く」とか「痛みに直接効く」などはよく書いてあるので、治してくれるような気がしますが・・・・

 

痛みを抑えるための薬

その中でも、一般にまず用いられるのは、非ステロイド性消炎鎮痛薬筋弛緩薬の飲み薬を併用し、シップが処方されます。

 

非ステロイド性消炎鎮痛薬
ステロイドが含有されていない炎症と痛みを抑える薬です。

筋弛緩薬
痛みがあるために強い緊張状態になってしまった筋肉を緩ませる薬です。

 

筋肉が緊張した状態だと肩が凝るだけではなく、血液の循環が悪くなります。四十肩・五十肩の場合は、筋肉を緩ませて血流を回復し、痛みを軽減させるのが目的です。

ただ、この筋弛緩薬には脱力感や眠気などの副作用があります。車の運転をしなくてはならない場合は、服用するタイミングを計算する必要があります。

 

これらの内服で効果が得られず痛みがひどい場合は、痛みを抑えるために坐薬が処方されることもあります。坐薬は効き目が強いので使用には注意が必要です。

 

四十肩・五十肩の特徴的な症状である夜間痛がひどく眠れない場合は、催眠鎮静薬抗不安薬などが処方されます。

夜眠れないと、四十肩・五十肩の痛みに対して、かなり大きなストレスを感じてしまうためです。

ストレスは痛みを増大させる要因になってしまいます。

 

筋肉の緊張をとる薬

筋肉の緊張を和らげることだけを考えれば、ビタミン剤を飲むことも効果的です。

筋肉の疲労を軽減するビタミンB₁
傷ついた神経の修復を促してくれるビタミンB₁₂
肩の血流を改善させ、体の老化予防にも効果のあるビタミンE

などがあります。

 

ただ、飲み薬の痛み止めや湿布などは、痛みが強い重症の四十肩・五十肩にはあまり効果が期待でないのも事実です。。

 

温熱・冷却療法

飲み薬とは違いますが、四十肩・五十肩の場合は患部の筋肉の緊張を緩めるために温める温熱療法を行ったり、炎症を抑えるために冷やす冷却療法を行うこともあります。

オクノクリニック  奥野祐次(医師)は

極端に温めすぎても痛みが増す可能性があり、極端に冷やしてもやはり痛みを増すことがあります。温めたり冷やしたりすることで治療効果が期待できる病気ではない

このように、話されています。

 

もし、温熱・冷却療法をする際は、お医者さんからキチンとしたやり方を聞いてからにしましょう。

 

 

外部薬

痛みを感じる患部に、直接貼ったり・塗ったりする薬のことを外部薬と言います。

昔の外部薬は気休め程度の扱いでしたが、最近の外部薬は効果も上がり、内服薬と同じくらいの効果が期待できるものが多くなってきているそうです。

個人的には外部薬より、内服薬の痛め止めの方が効果的な気がします。同じ効果の外部薬には出会ったことないですね(笑)

 

四十肩や五十肩で用いる貼り薬は炎症を抑える目的で使用するので、肩こりや腰痛の時に張る湿布のように、頻繁に張り替える必要はありません。

わざわざ貼り替え分を持ち歩く必要もないので、楽で良いですね。貼り薬には冷感タイプと温感タイプがあるので、症状  又は  自分の好みで選びます。

貼るタイプの外部薬が苦手な方には、クリームタイプ・液状・ゲル状など色んなタイプがあります。

⇒四十肩・五十肩の痛みをツボやお灸で改善する方法についてはコチラ

 

 

ステロイド薬注射+運動療法

四十肩・五十肩の痛みが飲み薬での改善が見られない・最初からあまりに強い痛みがある場合は、患部にステロイド薬を注射することがあります。

ステロイド薬は、四十肩・五十肩のように疼くような強い痛みがある場合だけでなく、関節に水が溜まった時に炎症を抑えてくれる目的で使用されます。

 

四十肩や五十肩はステロイド薬は、1回の注射で中等度の痛みであればかなり緩和され、急性期に襲ってくる激しい痛みであれば一時的に和らげることができます。

 

 

さらに、このような実験結果もあります。

肩の痛みが4週間から6カ月続く78人を、「ステロイド薬注射+運動療法を行う群」「ステロイド薬注射のみ群」「運動のみ群」「偽薬を注射する群(何もしない群)」の4つに分けた。6週間後、肩の痛みによる障害度の低下にはステロイド薬、肩関節の可動域改善には運動が効くことが分かった。(データ:Rheumatology;44,529-535,2005)

 

つまり、四十肩・五十肩に「ステロイド薬注射+運動療法」はステロイド薬の注射は痛みによる機能低下に、運動は肩関節の可動域の改善に効果的ということです。

 

 

ステロイド薬注射の注意点

ステロイド注射は何度も打つことができません。理由は肩関節の周り(軟骨や周囲の腱の)組織が弱まる恐れがあるためです。

ステロイド注射を1度打った後は、ヒアルロン酸注射に切り替えます。

糖尿病をお持ちの方は「肩の骨が溶ける」「化膿性関節炎を引き起こす」などの可能性があるので、より注意が必要です。

 

また、四十肩・五十肩の治療においては、痛みが強く出る急性期は鎮痛剤を服用し安静にしますが、拘縮期には基本的に薬物療法ではなく運動療法を行っていきます。

 

 

ヒアルロン酸注射

関節包や滑液包の中にヒアルロン酸を注射することで、潤滑油の働きをしてくれるので軟骨同士の摩耗や腱のこすれを防ぎ、衝撃を和らげるクッションとしての役割をしてくれます。

体内にあるヒアルロン酸は年齢とともに減少し、ヒアルロン酸が減少すると性質自体が変化して潤滑油やクッションとしての働きが衰えて、痛みを感じやすくなってしまいます。

 

ヒアルロン酸を補うことで、関節や腱の動きが滑らかになり、痛みを軽減する効果が期待できます。

ヒアルロン酸が減少していて四十肩や五十肩の症状が重い場合には、定期的にヒアルロン注射を続けていくことが有効

 

 

手術が必要になるときも

内服薬(飲み薬)や注射で効果がない・組織に異常がある場合には手術が適応になることもあります。

 

麻酔下徒手的授動術

四十肩・五十肩の痛みを感じる神経に麻酔をして、お医者さんが(他動的に)肩関節を動かすことで、関節包(関節を包んでいる袋)を広げ、癒着を取り除く治療法です。

そのまま痛すぎて動かせなくても、麻酔をすることで肩関節を動かせるようになります。

 

ほとんどの場合は肩関節の可動域が大幅に改善します。 この手術で強い痛みのある夜間痛が消失 又は 大幅に改善することも多い治療法です。

全身麻酔をかけ、患者さんが眠った状態で、お医者さんが肩関節を動かすこともあります。

麻酔下徒手的授動術は関節を動かす際に、関節包が破れて出血するなどして、痛みが強まるリスクもあります。

 

関節鏡視下関節包切離術

この手術は、皮膚に5㎜ほど切開して関節内に関節鏡を挿入し、直接患部の画像を見ながら電気メスで関節包の癒着を切り離していく手術法です。

早い話し・・・胃カメラの四十肩・五十肩バージョのようなものです(笑)

麻酔下徒手的授動術よりも患者さんへの負担が少ないとされています。

 

通常、徒手的授動術と関節鏡を用いた手術が併用され、この手術法でも肩の関節可動域が大幅に改善します。

 

 

まとめ

四十肩・五十肩の薬や注射・手術について紹介しました。

さまざまな治療法を紹介しましたが、長所や短所があるのでお医者さんから十分な説明を受けて、選択することが重要です。

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