2018/06/16

四十肩・五十肩とは?症状や原因を正しく知って治療したい!

 

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四十肩・五十肩は肩関節の病気の中で最も多いもので、私の会社のオジサン連中も「肩が痛い」とよくボヤいています。それだけ悩んでいる人も多い病気です。

四十肩・五十肩という病名はよく耳にすることも多いと思いますが、実際にどんな病気でどんな症状か、ご存じない人も多々いらっしゃると思います。

四十肩・五十肩にはならないことが理想ですが、四十肩・五十肩がどんなものか知らなければ予防も治療もできないともいます。

この記事では、四十肩・五十肩の原因や症状について詳しく紹介していますので、予防や治療に役に立ちます。

 

 

四十肩・五十肩とは?

四十肩・五十肩は名前は違えど、症状や原因・治療法に違いはなく、ただ年齢の違いしかありません。中年以降40~50代で最も多く発症しますが、30代や70代で発症する人もいるので一概には言えません。

そもそも四十肩・五十肩に明確な定義も今のところありません。

広義では肩関節を含めた周りの組織が炎症をき起こす肩関節周囲炎  又は  狭義では痛み&関節が固まることによって肩がガチガチになって動かない凍結肩のことを言います。

ちょっと複雑な言い方でしたが・・・
特に原因はハッキリしてないけど、肩関節周りが炎症を起こして痛み(疼痛)と動かしにくさ(運動制限)を引き起こしてしまうものを総称して四十肩・五十肩と言っているだけです。

結構アバウトなんです(笑)

肩関節は人体の中でも、最も大きく動く(前後左右ほぼ360度)関節で、豊富な筋肉と支持組織に包まれた関節です。

骨同士はあまり接触せず多くの筋肉や腱が支えているのですが、肩関節と筋肉と腱などの周辺組織に炎症を起こし、痛みを発生させます。症状は肩甲骨と上腕をつなぎ最も大きな動きが集中する、肩甲上腕関節肩峰下関節に多く見られます。

オジサンがよく四十肩・五十肩になっているイメージですが、実は男性より女性がなりやすい傾向があります。左右の発症率についても差がなく、利き腕だから発症しやすいということでもありません。

私が働いていた院でもそうでした。

 

健常な人に比べて糖尿病の人は四十肩・五十肩になりやすく、治りにくいと言われています。糖尿病により血糖が高い状態が続いてしまうと、肩関節周囲のコラーゲンが硬くなりやすいためと考えられています。

⇒四十肩・五十肩の痛みをツボやお灸で改善する方法についてはコチラ

 

 

四十肩・五十肩の症状

自然に治ることもありますが、放置すると関節が癒着・肩関節の筋肉が固まって動きが悪くなるので日常生活も満足に過ごせなくなります。

安静時痛(ジッとしていても痛い)
動作時痛(肩や腕を動かすと痛みが強くなる)
運動制限(日常生活で肩を動かせる範囲が極端に制限される)
関節拘縮(関節が固まって、可動域が狭まってしまう)
夜間痛(寝ている時や寝返りの際に痛む)

特に四十肩・五十肩では夜間痛が特徴で、あまりの激痛で起きてしまいます。寝る時は肩まで布団をかけて、肩を冷やさないようにしましょう。

このような症状が出ると  エプロンの紐を後ろで結べない・服の着脱で痛む・整髪や洗髪ができない・背中に手が回せない・高い所にあるものが取れない  など、こんな困ったことが満載です。

 

 

四十肩・五十肩には段階がある?

実は四十肩・五十肩は3段階に分かれています。

最も強く痛みが現れる「急性期」
痛みは軽減しているが運動制限が残っている「慢性期」
痛みや運動制限が解消する「回復期」

それぞれの段階ごとに紹介していきます。

 

 

急性期

発症~2週間程度は1番痛みが強いですが、無理をすれば肩を動かすことができます

炎症を起こした筋肉や腱から周辺組織に炎症が広がる場合もあり、肩関節周り~上腕の広い範囲に激しい痛みを感じます。この時期は安静時痛と夜間痛が強いのが特徴です。

夜間痛が強い場合、睡眠時に肩が冷えたり・肩を下にして長時間圧力が加わることが原因と考えられています。こんな時は起き上がって座って腕を下げておくだけで、痛みが軽減することもあります。

「無理やり動かして治した」というオジサンもいらっしゃいますが、急性期に痛みをこらえて動かしすぎると、どんどん症状が悪化して完治が遅れます。

3~6週間は無理のない日常生活動作は行いつつ、安静を心がけましょう。

 

慢性期

急性期が過ぎて、6ヶ月までの慢性期になると痛み自体は軽減します。ごく稀にそのまま治ってしまう人もいます。

痛みは軽減していますが、無理に動かそうとすれば痛みが出ます。肩関節の動きが制限されており、肩関節の内旋・外旋の運動制限が残りやすくなります。

肩が固まって動かしにくくなっているので、痛みが軽減してきたら肩関節をほぐすための肩の運動を行い、少しずつ肩を動かせる範囲を広げていきます。肩の運動は急激に動かして炎症を再発しない程度に、少しずつ行うことが重要です。

 

回復期

回復期(発症から1年)になると運動制限と痛みが改善し、次第に肩を動かしやすくなります。回復期になると自然に治る人も多くなります。

しかし、運動をサボってしまうと、より筋力低下と関節が固まってしまうため、治るまでに2~3年かかっている人も多くいるようです。

回復期では肩関節の可動域や低下した周囲の筋力を取り戻すため、積極的に肩関節の運動を行います。

あまりにも痛みがひどい場合は、違う病気が潜んでいる可能性もあります。まずは早めにお医者さんに相談しましょう。

⇒四十肩・五十肩の痛みを薬や注射で改善する方法についてはコチラ

 

 

四十肩・五十肩の原因

四十肩・五十肩の発生原因は未だハッキリと解明されていません。それでも、ある程度は分かってきています。

 

加齢

加齢に伴い肩の関節や筋肉や腱などの肩周辺組織が、固くなったり縮むなどの変性が起こりもろくなることで、炎症や痛みを引き起こすと考えられています。

肩関節は動く範囲が広いので、肩周辺組織が引っ張られやすいことなどが原因とされています。

 

負担が大きい

歳を重ねてスポーツで活動的な生活を送っている人や、仕事などで肩への負担が蓄積されることで、四十肩・五十肩の原因とも考えられています。

 

その他にも・・・

加齢や負担以外にも生活習慣・ストレス・ホルモンバランスの乱れなどでも、四十肩・五十肩の発症の要因になるとも言われています。

 

 

四十肩・五十肩になりやすい人

四十肩・五十肩になりやすい人には共通点があるとされています。

若い頃に野球やテニスなど肩を酷使するようなスポーツに打ち込んでいて、肩を痛めたことがある人は発症しやすい傾向にあります。

また、普段の姿勢が猫背の人も四十肩・五十肩になりやすいとされています。猫背になっている時点で体が歪んでいるので、四十肩・五十肩のリスクが高まります。普段から正しい姿勢を意識しましょう。

また、先ほど紹介したように生活習慣が不規則な人はストレスが蓄積しやすいので四十肩・五十肩になりやすいと言われています。

 

 

まとめ

四十肩・五十肩の症状や原因についてでした。

四十肩・五十肩は頚椎神経根症・腱板断裂・石灰沈着性関節周囲炎と間違われやすいので、痛みや違和感が出た時点でお医者さんに相談しましょう。

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