2018/04/12
冷え性に悩む男性の原因は?簡単な改善方法と食べ物も紹介!

冷え性は女性がなるものというイメージですが、近年では冷え性の男性も急増しています。
「男性の約6割が体の冷えを感じている」という調査結果もあり、世の男性の半数以上は冷えを自覚していることになります。
身体は温かいのに手足だけは冷たくなるなど、これを読んでいるあなたも思い当たる節があるかもしれません。
男性は女性のようにモコモコの靴下も履くわけにはいきません。実は冷えを自覚しているならマシな方で、気付いていない男性も多いのが怖いところ。
「冷えをどうにかしたいのに、何をどうして良いか分からない。」とお考えであれば、簡単に冷えを改善する方法があれば試したくないですか?
この記事を読むことで、男性が冷え性になる原因・冷えを解消する食べものやツボを紹介していますので、今日から実践する事ができます。
〜もくじ〜
冷え性の症状
「冷え性」はよく聞く言葉で慣れてしまっていますが「冷えは万病のもと」と昔から言われるほど。
体が冷えると肩こり・頭痛・腰痛・腹痛・不眠・下痢・代謝不良・太りやすいなど不調をきたすことは有名で、男性も特に足先の冷えで悩んでいます。
足先の冷え性がすすむと最悪の場合両足切断という結果にもなります。
なぜ、両足切断なんてことになるのかというと、冷えてるということは血の巡りが悪いということです。冬は寒いので体温を逃がさないために血管を縮こませ、体温を維持しようとしますが血流は悪くなります。
血の巡りが悪くなりすぎると、体のその部分は腐ってしまいます。腐った組織は元に戻らないので、腐ってしまったら切る(切除)しかありません。
他にも、内臓的な部分で言えば・・・・
冷え性は末端だけではなく、内臓の血の巡りも悪くなっている状態のため、内臓の働きが低下して消化と吸収や老廃物の排出がスムーズに行われなくなってしまいます。
最近では「温度差アレルギー」なんて言われるように、寒くて体温が低下すると元の体温に戻そうと、体が働きます。水分の代謝や排泄を促すことによるアレルギー反応として、くしゃみや鼻水、涙などが現れることがあります。
私も温度差アレルギーなので、サラサラした鼻水が朝から大量に出て来たり、くしゃみが止まらないことが多々あります。
男性の冷え性の原因
まずは冷え性の原因を知って、予防するのが1番です。男性に特に多い冷え性の原因を紹介していきます。
運動不足
この運動不足が男性の冷え性の原因として、1番多いかもしれません。立ち仕事やデスクワーク中心の人は、慢性的な運動不足で冷え性になりやすいといわれています。
長時間パソコンを使うデスクワーカー
長時間運転をする運転手さん
立ちっぱなしが多い警備員さんや美容師さん
このようなお仕事をされている方は、足の筋肉を動かさず同じ姿勢を長時間キープするので、足に血液が溜まってしまって冷え性になります。
ストレス
ストレスの中でも、特に過度のストレスは交感神経が優位に働き、緊張(興奮)状態が長く続き血管が収縮したままになるので、血の巡りが悪くなります。
人体がストレスに直面すると、ストレス反応の中心的役割であるアドレナリン(副腎髄質ホルモン)が放出されます。
アドレナリンは血管を収縮させて血圧を上げる一方、ブドウ糖の血中濃度も上昇させるので血液の粘性度(ベタベタ)が増し、血流が悪くなります。
筋肉不足
ただでさえ年齢を重ねるごとに筋肉量は減っていくのに、運動不足になると余計に筋肉量が減少します。
筋肉は身体を支えるだけでなく、血液を全身へ巡らせるポンプの役割も兼ねています。筋肉量が少なくポンプの力が弱ければ、血液をスムーズに全身に送れず、血行不良=冷えを招く原因になります。
筋肉量が少ないと基礎代謝が低く、熱を生み出すこともできないため体が冷えやすくなります。
筋肉量が少ないと血流と代謝ダブルで冷えの原因になるということです。
靴下
最近では、冷え性に悩む男性も寝る時に靴下を履きます。しかし、足の裏にはエクリン腺(小汗腺)と呼ばれる汗腺が多く存在しています。
靴下を履いて寝てしまうことで、汗で靴下が濡れてしまいさらに足先の冷えを加速させます。
また、靴下の締め付けがキツイと足指に向かう血流が妨げられて、冷える原因になります。
改善方法
それでは改善方法を紹介していきたいと思います。簡単にできるものを厳選して紹介していくので、ぜひ実践してみてください。
温める
冷えたら温めるは常識ですが、実は温める箇所にはポイントがあります。
温める場所は「首」と名前の付く箇所を温めるようにしてください。外側から温める時に1番アプローチしやすいので、足首・手首・首を温めると効率よく温めることができます。
末端が冷えると指先や足先を温めがちですが、リストバンドやネックウォーマーをした方が体は温まりやすいということになります。
例えば手首を温めると、手首で温められた血液が末梢に行くので指先が温まります。指などの末梢は血管が細いので、温めても温まりにくく効果が持続しません。
寒い時は指をさするのではなく、血管の太い手首(首が名の付くところ)を揉んだり、さすったりする方が温まります。
コンビニおでん
バランスの悪い食事・冷たい飲み物(食べ物)は冷え性の原因です。また、お酒の飲み過ぎも内臓が冷えてしまうので控えましょう。
「忙しいし、何より料理なんて面倒!」という男性は、調理も必要ない「コンビニおでん」がおすすめです。
特に代謝を上げて体を温める栄養素は亜鉛なので、亜鉛を多く含むタコ串が最適。
手っ取り早くアツアツの状態で食べられるコンビニおでんは、冷え性対策に必要な栄養素を摂取しやすい一品です。
他にも、体中に酸素を送り・体温を上げる鉄分を補給するには卵なども良い食材です。
また、卵は完全栄養食で良質なタンパク質も多く含まれているので、筋肉量と代謝を上げてくれます。
根菜類
カボチャ・ニンジン・レンコン・ごぼうなどの根菜類など、身体を温める効果のある食材を積極的に摂りましょう。
他にも、冬が旬の野菜やショウガ・ニンニク・唐辛子などの薬味も体を温める効果があります。
ツボで改善する
ツボを使って冷え性を撃退する方法です。ツボは痛気持ちいい力加減で、5秒間押したら離してを5〜10回繰り返すようにしましょう。
押すだけなので簡単に行えますね。
冷え性を撃退するときは押すだけでなく、お灸をするのも大変効果的です。ドラッグストアなどには火傷をしないように土台が付いているお灸も販売されています。
三陰交(さんいんこう)
内くるぶしの頂点から指4本分上。スネの骨の際。
太渓(たいけい)
内くるぶしとアキレス腱の間の凹み。
湧泉(ゆうせん)
足の指でグーをした時にできる凹むところ。
まとめ
冷え性に悩む男性の原因や改善法でした。
「万病の元」である冷えは早めに撃退して、冬を快適に過ごせるようにしましょう。
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