【整骨院の元院長が教える】肩凝りによる頭痛の治し方!痛み止めは使っちゃダメ!

 

この記事を書いている人 - WRITER -

「肩が凝ったら頭痛まで出てくるからつらい」

あなたはこのような事でお悩みではありませんか?

 

この記事では、元 整骨院の副院長だった私が、実際に患者さんに行っていた経験と知識から効果が高かった対処法を集めてみました。

今まで私が診ていた患者さんの中には「肩凝りや頭痛が出たらとりあえず温めれば良い。」と思っていた患者さんもたくさんいて、自分で悪化させてしまっていた方も多かったんです。

 

効果的なセルフケアだけでなく

肩凝りからくる頭痛の原因や正体
頭痛を悪化させてしまう対処法
やってはいけない薬の飲み方   など

記事の中で紹介していますので、肩凝りからくる頭痛にお悩みの方はぜひお読みください。

 

病院へ即行くべき頭痛

肩凝りからくる頭痛でお悩みの方には、ぜひ読んでいただきたい内容になっていますが

‣今まで経験したことのない痛みの頭痛
‣突然発症した頭痛
‣急速に悪化している頭痛
‣手足のしびれを伴う頭痛
‣意識がもうろうとしていく頭痛
‣50歳以上で初めて発症した頭痛

この頭痛に心当たりある方は、記事を読まずにすぐに病院へ行ってください!!

何かしらの病気が隠れている可能性があります。

 

 

肩凝りになる原因

では、このままお読みいただけるのであれば「そもそも、なぜ肩凝りになってしまうのか?」ってお話しからです。

 

肩凝りの原因は筋肉が硬まってしまうからなんですが、どの筋肉かというと帽筋』と言われる筋肉です。

僧帽筋は後頭部から始まり、首・肩(の外側まで)・肩甲骨・腰の上まで伸びる大きな筋肉で、形がカトリック「僧」の「帽」子に似ている筋肉だから僧帽筋と言います。

 

この僧帽筋は

‣デスクワークで長時間同じ姿勢
‣スマホの見過ぎ
‣普段から姿勢が悪い
‣運動不足

‣生活習慣の乱れ
‣ストレス     など

このような原因で硬く凝ってしまいます。

現代社会では、肩凝りになってしまう原因なんてそこら中に溢れており、自覚する症状としては女性:1位・男性:2位とまさに肩凝りは国民病と言えます。

 

現代はパソコン仕事やスマホなどの、デジタル機器に繋がりっぱなしで心身ともに疲れてしまうことを「デジバテ」と言います。

頭はボーリングの球くらいの重さ(5~6㎏)あるので、パソコン仕事やスマホの操作で頭が前に出て下に落ちてしまう「猫背」のような姿勢になってしまいます。

 

背筋が真っ直ぐで正しい姿勢であれば、頭を体の中心かつ全体で支えることが出来るのでそこまで肩や首に負担はかからないのですが、猫背の姿勢になってしまうと肩や首周りの筋肉のみで支えてしまうので、1日何時間も酷使してしまいます。

また、僧帽筋は頭だけではなく腕もブラ下げて支えているので、余計に負担をかけてしまいます。

 

僧帽筋にかける負担と原因のリストを見て頂けると分かる通り、昨日・今日であなたは肩凝りになったわけではなく、何年も何十年も日常生活の中で肩凝りになる原因を繰り返してしまっていただけです。

 

ちょっと長くなってしまいましたね(笑)

①肩凝りになる主な筋肉は僧帽筋
②僧帽筋は頭と腕を支えているので常に酷使している
③今はパソコンやスマホで肩や首がさらに酷使される時代になった
④今、悩んでいる肩こりは長年かけて完成されたもの

この4つだけでも分かって頂けたらと思います。

 

 

肩凝りからくる頭痛の正体

肩や首周りの筋肉が酷使されることで、肩凝りになることは分かって頂けたかと思います。

では『なぜ肩凝りから頭痛になるのか?』というお話しです。

 

僧帽筋や側頭筋(頭の横の筋肉)・後頭筋(頭の後ろの筋肉)が硬く凝って、痛みを感じる神経が刺激されてしまうことで、頭全体を締め付けられるような痛みが発生します。

 

また、精神的なストレスが原因で頭痛を起こしている人は、筋肉がそこまで緊張していなくても脳の中枢神経が痛みに過敏になり過ぎて頭痛が起きてしまいます。

このような人は、肩や首をどんなに治療してもなかなか改善されないので厄介でした。

 

 

偏頭痛とは違う

肩凝りからくる頭痛のほとんどは「緊張性頭痛」というものになります。

院に来ていた患者さんも周りの人も、肩凝りからくる頭痛を「偏(片)頭痛」とよく言われますが、偏頭痛という言葉は有名ですが慢性頭痛の中で最も多くの人が悩まされているのは「緊張性頭痛」です。

 

緊張性頭痛は頭・首・肩・背中の筋肉が緊張して硬くなってしまうことで起こります。

偏頭痛は何らかの原因で脳の血管が拡張する(拡がる)ことで、三叉(さんさ)神経を刺激して炎症を起こすことで発症すると言われていますが、偏頭痛の発生原因はハッキリしていません。

 

肩凝り
疲労
寝不足
喫煙
飲酒
休日  など

このような理由が発生原因ではないかと言われており、仕事中ではなく仕事が終わり・休日など緊張性頭痛とは反対にリラックスした時に頭痛が起こる場合もあり、20~40歳の女性に発生しやすいのが特徴です。

 

整骨院にも偏頭痛を訴える患者さんは多くいらっしゃいましたが、勘違いで多かったのが、頭痛になれば何でも温めれば改善すると思われていたこと。

緊張性頭痛の場合は温めれば改善します(後に詳しく紹介します)が、偏頭痛の場合は肩をマッサージしたり・温めれば悪化してしまいます。

 

偏頭痛の場合は『首~肩を冷やして・暗くて静かな部屋で横になる』この方法が最も偏頭痛の対処として適切だと言われており、患者さんもこの方法で何とか乗り切っていましたね。

 

 

やってはいけない解消法

ここでは肩凝りからくる緊張性頭痛に対しての間違った対処法を紹介していきます。

 

自分でマッサージ

これは本当に多いですね。

肩が凝っているので自分で揉んだり・押したくなる気持ちはすごく分かります。

自分でマッサージしてしまうと『指で押している感覚』と『押されている感覚』がきちんと脳に伝わらず、ドンドン押す力が強くなってしまいます。

 

ゴリゴリ自分で押していってしまうと

筋肉が傷つく

マッサージの強さに耐えれるように硬く修復される

さらに強く押すようになる

この負のスパイラルに陥ってしまい肩凝りと頭痛が悪化します。

 

肩凝りだからと言って、マジックや肩凝り解消棒(?)のようなもので力いっぱい押すなんてことはやめましょう!!

 

やりがちなストレッチ

実は今まで何気なくやってしまっていたストレッチが、肩凝りや頭痛を悪化させてしまっています。

例えば
・頭を左右に倒して首と肩を伸ばす
・頭を前に倒して首の後ろを伸ばす など

パソコン仕事やスマホの操作中に、何気なくやってしまうこのようなストレッチ。

 

デスクワークやスマホの操作の場合、(上記で説明した通り)頭が前に出て下に落ちてしまいます。

そうなると、頭の重さに耐えきれなくて背中も曲がって伸びてきて、肩も内側に入り込んできてしまうので肩の筋肉が伸びてしまって『完全な猫背』の完成です。

 

このような完全な猫背になると、筋肉が伸びて緊張して硬まっているのにストレッチでさらに伸ばしてしまったら、ただ悪化させてしまいます。

確かに伸ばしている時は気持ちが良いので、肩凝りや頭痛に聞きそうですがその場しのぎにしかなりません。

 

 

肩凝りからくる頭痛の治し方

肩凝りからくる頭痛の間違った対処法はお説明しましたので、正しいだけでなく即効果の出やすかった対処法を紹介していきます。

 

肩周りを温める

肩だけではなく、首の凝りを感じる人は肩も温めましょう。

1番効果的な温め方は、お風呂にしっかり浸かって温める方法!!

40℃前後のお湯にしっかり肩まで浸かることで、肩の筋肉を緩め血流を良くできます。

温熱の効果だけではなく、シャワーと違いお風呂にゆっくり浸かることでリラックス効果もプラスされて、筋肉の緊張も取れていくことでしょう。

 

『すぐにお風呂に入れるような状況ではない』なんて方にはコレ!!

電子レンジで温めるタイプのホッカイロなので何回も使えるので、トータルで見るとお財布にも優しいホッカイロです。

 

また、パソコンを使っている時間が長くて目を使い過ぎて、仕事中に目を押さえてしまうような眼精疲労の人は肩よりも原因である目を温めた方が治りが良いです。

私も最近パソコン仕事が多くて、軽い頭痛がある時は休憩中や寝る前にこれをしていますが、目を温めるだけでかなりス~ッとします。

 

鍼治療

私自身が元 鍼灸師で鍼が好きっていうのもあるんですが、治療者によっては痛いくらいのマッサージをされて「これくらい強い方が効果あるんですよ」みたいなことを言う人がいますが、こんな人に何十分もマッサージされるよりも10程度の鍼治療の方がよっぽど効果的です。

 

というより、効果的でした!!

鍼は筋肉に微小な傷をつけることで、肩こりになってしまう元の状態に戻そうとします。

 

マッサージで「痛い」と感じた時点で、防御反応として筋肉を硬くしてしまうので効果はイマイチと言えるでしょう。

そうなるくらいなら、鍼治療をおすすめします!!

 

頭皮マッサージ

肩凝りからの頭痛では首・肩凝りばかりに目がいってしまいますが、コレも上記で説明した通り頭の横や後ろの筋肉も凝ってしまいます。

また、頭の筋肉は僧帽筋にも繋がっています。

 

頭の筋肉は両手のひらを頭に当てて、円を描くようにしてほぐしていきます。

この時に、手の平でギュ~っと押し当てるのではなく、手を優しく添えるように。

 

頭のマッサージはとても楽になる人もいれば、逆にクラクラしてくる人もいます。

試しにマッサージしてみて、不調があればすぐに止めましょう。

 

おすすめのツボ

肩や首を自分でグリグリ押して悪化させるくらいなら、頭痛に効果的なツボを使うことをおすすめします。

ツボを押すときは痛すぎず・

 

百会(ひゃくえ)

両耳の上の先端を繋いだ横ラインと鼻の先端が交わるところ。

 

風池(ふうち)

髪の生え際のくぼんだ部分で、筋肉が盛り上がっている所を少し上に向かって押す。

 

肩井(けんせい)

首と肩の先端(筋肉)の真ん中。
肩に反対の手の指を軽く広げて肩に手を当てた時に、中指がくるところ

 

 

頭痛薬には要注意

私が治療に来た患者さんの中で慢性的な頭痛持ちの人の半数以上は、バックの中に頭痛薬(飲み薬)を常に入れて持ち歩いて、頭痛が出そうなら先に飲んでおくという人も多くいました。

 

頭痛がする時は『COX』という酵素が活性化すると、『アラキドン酸』から発痛物質である『プロスタグランンジン』が分泌されます。

痛み止めはCOXの働きを阻害することで、発痛物質が分泌されなくなることで頭痛をおさえることができます。

 

忘れてはならないことは、痛み止めは痛みを抑えるだけなので、何の治療になっていません!!

「痛い」「苦しい」というのは体に異常事態が起きた時のサインですが、痛み止めはこのサインを無理やりに切ってしまう薬なので、見逃してはならないサインまで知ってしまう恐れもあります。

 

また、痛みは体に異常事態が起きて発信されているサインですが、このサインのスイッチを無理矢理オフにし続けていると反応が過剰になり『薬物乱用頭痛』といって、余計に頭痛を悪化させることになります。

 

あくまで薬は一時的に使用するものと考えてください。薬だけでは根本的な解決には至りません。日頃から筋肉が過度に緊張しないように、自分に合ったリラックス方法を見つけ習慣化することが大切です。

参考:スッきりんのバイバイ頭痛講座

総監修:埼玉精神神経センター / 埼玉国際頭痛センター長 坂井 文彦 先生

現役のお医者さんでさえ、頭痛薬は治すためのものではないし、薬ではない解決法を推奨しています。

 

 

まとめ

肩凝りからくる頭痛『緊張性頭痛』について紹介させていただきました。

 

緊張性頭痛と片頭痛は別ものです!!

頭痛の対処法を間違えれば悪化させる原因にもなります。

自分も頭痛のタイプをしっかり見極めましょう。

この記事を書いている人 - WRITER -
 

  関連記事 - Related Posts -

 

  最新記事 - New Posts -

 

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© ほねこり.com , 2018 All Rights Reserved.