2018/09/25

肩こりの時に鍼(ハリ)はどこに打つ?針はどれくらいの深さまで入る?

 

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肩こりがキツくてどうにかしたい!!
「鍼が効く」って聞いたけど
鍼は怖くてもう一歩踏み出せない。

このように考えられる方も多いでしょう。

 

鍼って痛いのかな?
深くまで刺すのかな?
どこに刺すのかな?

このようなお悩みが鍼治療に
一歩踏み切れない原因ではないでしょうか??

 

このように鍼を怖がる患者さんほど
元鍼灸師の私にとってありがたい患者さんですwww

 

鍼を怖がっているアナタと同じで
治療に来たほとんどの患者さんが
鍼を打ったこともなく
『鍼はちょっと(怖い)・・・・』

このように話されます。

 

このような患者さんこそ鍼治療の虜になりやすく
簡単に言うとハマってくれるんですね。

 

この記事を読むことで

肩こりを治すために
鍼治療ができるようになるだけでなく
鍼の虜になるかもしれませんよ。

 

何で鍼が肩こりに効くの??

なぜ、鍼が肩こりに効果的なのかと言うと
鍼は自己修復能力を高めてくれます。

 

ちなみに・・・・・

治療で使うハリは「鍼」です。
こっちの「針」は注射や裁縫で使う針のことww

 

肩こりのように
コリや硬くなった筋肉に鍼をすることで
わざと筋肉に細くて小さな傷を作ります。

 

筋肉が傷つくことで体が
「傷を治さなきゃ」
「異物(鍼)を取り除かなきゃ」

このような反応が起こり細胞などから
痛みや体を修復する物質が分泌されて
肩こりのなかった頃の状態まで戻そうとします。

 

つまり、鍼が肩こりを治してくれるというよりも
体の治癒能力を高めて治してくれるんです。

 

 

鍼は痛い??

『痛いかどうか』
このことが1番の悩みではないでしょうか?

 

鍼が痛いかどうかは
正直、鍼灸師の熟練次第です!!

鍼の練習をされた先生は痛くないですし
基本もなって先生の場合は痛いです。

 

しかし、肩こりの治療であれば
そこまで痛みの心配をしなくても良いでしょう。

これには2つの理由があります。

 

鍼が細い

使われる鍼の太さは0.15~0.20㎜ほど。

注射の針は薬の投与や採血をするために
空洞の部分がありますが
鍼灸の鍼は空洞がないので極細です。

 

スマホで写真を撮ってみましたが
鍼が細すぎてピントが合いませんでした。

この鍼は私が肩こりの治療で
実際に使っていた鍼で太さは0.20㎜です。

 

鍼は細ければ細いほど
痛みは感じにくいものなので

患者さんが痛がった場合は
細い鍼にすれば痛みはありません。

 

治療する側としてはある程度の太さがある方が
治療しやすいし効果を出しやすいというのが
本音です(笑)

 

肩は痛みが鈍い

鍼で「痛い」と感じるのは
鍼を打った時の皮膚に鍼が刺さる瞬間です。

「切皮(せっぴ)」というんですが
あのチクッとする感覚が痛いんですね。

 

ですが、安心してください。
肩はそこまでチクッとした痛みを感じません。

 

試しに同じ力の強さで
腕と肩をつねってみてください。

腕の方が遥かに痛かったでしょう?笑?

 

これと一緒で肩こりの鍼治療では
そこまで痛みを感じないのでご安心を!!

 

 

鍼の深さ

鍼の深さってどんなものかご存知ですか?

実は肩や背中(特に肩甲骨の間)に
鍼をする時は最も気を遣います。

なぜなら、下にすぐ肺があるからです。

 

肺に間違って鍼をしようものなら
「肺気胸」と言って肺に穴が空き
空気が漏れるので肺がしぼんで
呼吸困難になってしまいます。

 

こんなことを言うと怖がらせてしまいますねwww

 

安心してください!!
普通に解剖学を理解している先生なら
肺気胸はそうそう起こすものではありません。

 

じゃあ、肩こりの時はどのくらいまで
鍼を入れているのかというと

肩なら最大で約1㎝
背中なら最大で約2㎝
(管理人の場合)

こんなところでしょうか。

 

私はこのやり方で
1度も事故を起こしたことがありません。

事故を起こさないのが当たり前ですが(笑)

 

あまり知られていませんが

肺尖(肺の上の部分)は鎖骨の上方2~3㎝
肺の下端は横隔膜に接し
肺の外側は肋骨にほぼ接しています。

 

ここで私たちが細心の注意を払うのが
「肺の上端」と「肺の外側」。

 

意外にも肺は鎖骨よりも上にあるので
肩と言えど鍼を入れ過ぎれば肺に刺さります。

 

 

背中(肩甲骨の間の部分)も2㎝入れたら危険で
少し細めの人なら肺に刺さり
気胸を起こす可能性が大きくなります。

 

なので、肩こりの治療の場合は
最も深くても2㎝以上はそうそう入れません。

 

 

どこに鍼を打つの?

肩こりの時の鍼はどこに打つのかというお話し。

当然「肩こり」なので
肩の筋肉にも鍼を打つのですが
ツボにも打ったりします。

 

特にツボに鍼をする時の選択は

肩のツボを使う人もいれば
手のツボを使う人もいれば
脚のツボを使う人もいれば
背中のツボを使う人もいます。

 

体中のツボは約360ほどあるので
鍼灸師によっても患者さんの状態によっても
選択肢は無限です。

 

ですが「私はこのように鍼してましたよ」という
鍼治療を紹介します。

 

こってる筋肉に打つ

肩こりの鍼治療では最もポピュラーな
こってる筋肉を狙って打つやりかたです。

主に狙うのは肩こりで最も症状が出やすい
僧帽筋と言う筋肉です。

 

僧帽筋とは後頭部(頭の後ろ)から始まり
肩の外側まで行って、肩甲骨を超えて
背中の真ん中まで伸びる大きな筋肉です。

 

余談ですが

僧帽筋と言う名前は
カトリックの侶の子の形に似ているから
僧帽筋です(笑)

 

この僧帽筋は

体重の10%もある頭部を支え
10~15㎏ある両腕をぶら下げているので
常に酷使されている筋肉と言えます。

ただでさえ酷使されているのに
PC作業・姿勢の悪さ・スマホなどが原因で
すぐに硬くなりこってしまいます。

 

そんな肩こりの鍼の打ち方(私の場合)は
こう打ちます。

 

この患者さんはPC作業が多く
何年も前から肩こりに悩まれていました。

 

しかも、最初は「鍼治療は怖いから絶対に嫌」と
言っていたのですが、1度鍼をしてから
普通に鍼治療を受けられています。

 

ちなみに緑色の小さいのは
火傷しない土台付きのお灸です。

 

ツボを使う

肩こりの治療では
ツボに鍼をする先生も少なくありません。

ツボこそ鍼をする際に、浅くで効果的なので
深く鍼を入れる必要はありません。

 

 

肩こりに効果的なツボ

この記事を読まれいているということは
肩こりに悩まれている(しかも切実に)
人が多いでしょうから

肩こりに効果的で分かりやすい
ツボを紹介しておきますね。

 

肩井(けんせい)

肩と首の真ん中にあるツボで
反対の手を広げて肩に置いたときに
中指が当たる場所。

 

外関(がいかん)

手首の関節の真ん中から
人差し指・中指2本分上(肩側)の場所。

 

合谷(ごうこく)

手の甲側で親指と人差し指の骨の間の
少し手前(指側)の場所。

 

 

ツボと言うのは強く押せば押すほど
効果的と言うわけではありません。

気持ちイイくらいの力で5秒押して離すを
3~5セット行いましょう。

 

ツボはこれくらいの強さと長さで
十分に効果的で反応があります。

 

 

まとめ

肩こりの鍼灸治療についてでした。

 

肩こりで病院に行っても
『異常はない』と言われた。

慢性(長い年月)肩こりで長い間悩んでいる。

 

こんな方はぜひ鍼治療を受けてみてください。

1回の治療だけでは
大きな違いは分からないかもしれませんが
数回の治療で肩の軽さが実感できます。

 

鍼も細いので痛みはほぼ無いし
深く刺さなければ危険もないので
安心して大丈夫ですよ!!!

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