2018/09/25

【元鍼灸師が教える】国家資格を取るまでの費用と通信制について!

 

この記事を書いている人 - WRITER -

『鍼灸師になりたいけど、どれだけの費用や年数がかかるのかな?』

アナタはそうお考えではありませんか?

 

鍼灸師になるにしても
費用がかかり過ぎるなら考えものだし・・・・

もし、鍼灸師になるまでの費用や期間が
分かれば理想的ではないでしょうか?

 

私は専門学校で鍼灸学科を卒業し
国家試験に合格した(元)鍼灸師です。

私の経験から実際にかかった費用や
どんなカリキュラム・期間だったかも
紹介していきます。

 

私自身、鍼灸治療はするのも受けるのも
好きなので鍼灸師さんが増えるのは
とても喜ばしいことです。

 

なので、1人でも多くの方が
鍼灸師になる夢を叶えていただけるように
何かのお役に立てたら幸いです。

 

鍼灸師になるには

実のところ、正確には
『鍼灸師』という資格はありません(笑)

 

『はり師』と『きゅう師』
両方の国家試験に合格した人のことを
まとめて『鍼灸師』と呼んでいるだけですwww

 

鍼灸師としてのお仕事は
思い立ってできるものではありません。

患者さんのの体に触れ
実際に治療をするわけですから
国家資格が必要になります。

 

文部科学大臣 又は 厚生労働大臣が認める
鍼灸養成カリキュラムのなる施設である
専門学校 ・短大・大学いずれかで
3年以上学ぶ必要があります。

 

学校で学んで『はい!鍼灸師です』ではなく
卒業すれば国家資格受験資格が与えられるだけで

年に1回実施される
国家資格に合格しない事には
鍼灸師にはなれません!!!

 

国家資格を取得しなければ、普通の人より
ツボに詳しい人になってしまいます(笑)

 

鍼灸師養成施設は
全国に80~90施設あるのですが
ほとんどは専門学校で

鍼灸大学を卒業した鍼灸師の先生は稀で
私もほぼお会いしたことがありません。

 

 

かかる費用 = 学費

鍼灸師になるには

『費用 = 学費』と言っても
過言ではないくらい
学費の割合いが大きく占めます。

 

また、学費は学校ごとに違ってきますが
何百万円も違ってくるわけではありません。

 

私は福岡にある専門学校に通っており
そこでかかった費用をザックリとですが
紹介していこうかと思います。

 

かかる費用を分類すると

入学金(入学時のみ):40万円
授業料       :90万円
施設維持費     :35万円
総合演習 +
キャリア養育費   :30万円

 

最初の1年目は入学金もあるので約195万円
2年次以降は約155万円かかります。

改めてみると高いですね(笑)

 

この学費は私が卒業した専門学校を
参考にして計算していますが

学校によっては多少の違いがあるでしょうが
医療系の学校と言うのは
どこに行っても費用はかかるものです。

 

専門学校(3年)を卒業するのに約500万円
4年制大学なら1年長いので約600万円

コレだけの学費は最低でもかかります。

 

また、少子化も進んだこともあって
鍼灸科ってだけではなかなか
学生も集まらないので

スポーツ美容に特化した鍼灸学科を
新設する学校が増えてきました。

 

治療だけではなく
男子ならスポーツ・女子なら美容系の
鍼灸治療に興味があるからです。

このような学科は上記の学費に
1年間で+10~20万円ほどかかります。

 

 

学費以外にかかるお金

学費が費用の中で1番の割合を占めますが
学費以外にも必要な費用を紹介します。

 

教科書・研修・健康管理費

教材費
教科書
白衣
個人の持ち物としての備品

これらが必要になってきます。

 

毎年かかるお金ではないですが
1年目に10万円~30万円かかります。

 

海外遠征費
私の専門学校では2年生の最後に
中国への海外研修(自由参加)があったので
積み立てで40万円ほど納めました。

 

健康管理費
どこの学校でも

年に1回の健康診断
傷害保険への加入

これらがほぼ義務のようにあるので
年間に2万円ほどかかります。

 

 

学費 + これらの費用(全て)で

学校卒業までに
約580万円~約680万円必要になります。

 

ここに一人暮らしの費用や交通費を含めると
1千万円近く必要になる人もいます。

 

国家試験

実は国家試験にもお金が必要になり
振り込みを忘れたら
その年の国家試験は受ける事ができません。

 

国家試験の費用は11,600円。
万が一、国家試験に落ち続ければ
受け直すたびに支払うことになります。

 

また、国家試験に合格すれば
登録と手数料がかかるので

 

1免許につき
手数料 :5,200円
免許登録:9,000円
合計  :14,200円

 

きゅう師・はり師の2つの国家資格免許
(免許といっても賞状のような紙)を
発行するのに28,400円かかります。

 

今までの学費に比べると安いように感じますが
同級生同士で結構ブーブー言っていました。

 

ようやく国家試験が終わったと思ったら
3万円近い支払いは学生にとって
なかなかキツかったです(笑)

 

そして、数ヶ月後に届くのは
厚生労働大臣のハンコが押された
卒業証書のような紙!!!

そりゃ、ブーブー言いたくもなります(笑)

 

 

600万円ないと学校に行けない?

ココまで見てみると

学費で500~600万円
学費以外で55~75万円

これらを全部合わせると
最低でも約600万円かかることになります。

 

じゃあ、600万円貯金がないと
鍼灸師になることができないの??

このような疑問があるかと思いますが・・・・

 

安心してください!!

この国には
『奨学金制度』
『教育ローン』

があります。

 

もちろん、これらの制度を利用せず
親御さんが全ての学費を払った友達もいますが
中には裕福ではない友達もいました。

私も奨学金制度を利用して学校に通いました。

 

奨学金や学生ローンについては
志望校などで説明会があると思うので
参加して頂ければと思います。

 

お金がなくても鍼灸師にはなれる!!
どうにかなる!!!

 

ココではこれだけ
分かってもらえたらと思います。

 

そして、忘れてならないのは

奨学金や教育ローンは
返さなければならないお金!!

だということ。

 

コレも頭に入れておきましょう。

 

 

通信制が安い??

ここまでで、鍼灸師になるには
なかなかの学費がかかりますが

どうにかなることは
分かって頂けたと思います!!

 

『学校にまともに通うのはお金がかかるけど
通信制なら安いんじゃね??』

そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが

 

鍼灸師になるのに
通信制の学校なんてありません!!

 

身体に鍼を刺して治療する人が
通信制でお手軽に資格取ったら怖すぎます(笑)

 

キッチリ・みっちり・ドップリ
最低でも3年間学ぶ必要があります!!!

 

 

独立を目指すなら

鍼灸師となって独立を目指すのであれば
治療の幅や技術・知識を広めるために

柔道整復師
あん摩マッサージ指圧師

これらの免許を取得しておくのも1つの手です。

 

私自身、鍼灸師と柔道整復師の
免許を持っていますが

やっぱり就職先で重宝されるし
できる治療の幅と選択肢が増えます。

 

個人的には鍼灸での治療が1番好きだし
効果があると思っていますが
選べる選択肢は多いに越したことはありません。

 

鍼灸学科に通いながら
柔道整復師やあん摩マッサージ指圧師の
資格を取るためのカリキュラムを
受けることが可能です。

 

同じ時期にカリキュラムを受けると
授業の免除だけでなく
諸々の費用の免除もあるので

場合によっては数百万円値引きされて
2種類の国家資格を取得できます。

 

私は鍼灸学科を卒業して
柔道整復科に入学し直したので

①A評価を受けた授業の免除
②それに伴う授業料の免除
③入学金の免除

これだけでしたが、同じ時期であれば
もう少し免除されることが多いと思います。

 

 

まとめ

鍼灸師になるための費用について
色々とご説明しました。

 

なかなか費用はかかるものですが
色々な制度を使えば
案外、普通に行けちゃうものです。

 

志望の専門学校や大学があれば
アポイントを見学に取って行ってみると

制度やお金・カリキュラムのことなど
親切丁寧に教えてくれます。

 

時間がある時に
ぜひ、行かれてみてください。

この記事を書いている人 - WRITER -
 

  関連記事 - Related Posts -

 

  最新記事 - New Posts -

 

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© ほねこり.com , 2018 All Rights Reserved.